訪問介護のサービス内容

身体介護と生活援助

訪問介護で受けるサービスは、大きく分けて「身体介護」「生活援助」の2種類あります。どういった援助内容かについては事業所にもよりますが、どこの事業所も基本的な内容は同じです。
では具体的に、どういった援助内容になるのでしょうか。調査してみました。

身体介護とは

最初に紹介するのが、身体介護です。体に直接触れて、介護をするものです。例えば食事介護。単にスプーンにおかずをすくい、利用者の口に運ぶのが「食事介護」ではありません。介護を受ける人の中には、食事のやり方を間違えただけでも命取りになります。
まずは体調の確認。食欲があるかどうかも、しっかり見極める必要がございます。意外な所で、環境づくりでしょう。利用者にもよるでしょうが、快適に食事をとりたいという気持ちは共通しているかと思います。食事する場所を掃除する、食事に集中するためにテレビを消すなどの対応をしております。他にも入浴介助や、トイレの介助も重要な仕事。研修を済ませた介護員なら、タン吸入といった介護も対応可能です。

生活援助とは

次に生活援助です。掃除・洗濯・食事準備・移動介護・医療行為以外のサポートを担当します。例えば掃除の場合、利用者の暮らしに合わせて掃除をすすめます。単にキレイにすれば良いだけの、話ではありません。掃除は居室・台所・洗面所など。トイレ掃除も、介護員の仕事です。
掃除をすすめるとなったら、プライバシーの問題もあるでしょう。介護員はプロですので、利用者のプライバシーに踏み込むことはありません。

買い物も承ってくれる

須坂市にある訪問介護事業所では、買い物も承ってくれます。しかし何でもかんでも、利用者の代わりに買ってくれる訳ではありません。生活必需品や薬の受け取りは、訪問介護でしっかりカバー。
訪問介護で買い物できないものは、本人の援助に該当しないものになります。孫へのプレゼントは素敵なものですが、本人の援助とは関係ありません。訪問介護は、あくまでも利用者の援助のためにおこなわれるものです。