林業とドローンと
最新技術と林業は密接な関係
主に山の中で作業をすすめる林業。一見すると最新技術と縁がないように見えますが、林業と最新技術は常に隣り合わせ。「林業=最新技術の塊」といっても過言ではないほどです。
林業が特に力を入れているのは、ドローンでしょう。岐阜の会社ではドローンを活用し、林業を進めています。
危険だけど誰かはやらないといけない仕事
林業の仕事は、一朝一夕でどうにかなるものではありません。しかも、下手をしたら大事故につながる恐れもあります。林業で発生した事故は数しれず、中には犠牲者が出た事故も少なくないのです。しかし危険だからとはいえ、必ず誰かが仕事をしなければならないのが林業です。
林業がなければ、自然はもっと多く失われていたことでしょう。日常生活において木製の道具は、なくてはならないもの。下手をしたら家そのものも、なくなるかもしれません。割り箸だって、この世から姿を消していたことでしょう。危険だからとはいえ、避けることはできません。林業は日本の生活になくてはならないお仕事なのです。
ドローンを導入し命を守る
林業の仕事を少しでも軽減するために導入されたのが、ドローンです。ドローンにカメラをつけて飛ばせば、山がどんな状態になっているかが瞬時でわかります。ドローンに道具をつけて目的地まで運搬すれば、従業員の負担は軽くなるでしょう。
従業員の負担が軽くなると、起きなくても良い事故のリスクはかなり軽減されます。負担が少なくなる分、従業員は安全に配慮できるようになるでしょう。ドローンは林業のサポートだけではなく、命を守る技術でもあるのです。
ドローンを活用したサービス
ドローンの活用は、林業だけでなくいろんな業界に広がっています。離島に住んでいる人に対して、ドローンを使って配送するサービスも少しずつ広がっていきました。
離島まで荷物を届けるとなると、かなり時間がかかります。でもドローンを使って配送すれば、早い段階で荷物が届くでしょう。近い将来技術が進むと、細やかな作業もドローンが代行で進めてくれるかもしれません。技術は今も進んでいるのです。