リノベーションとは?リフォームとの違いは?
リノベーションについて意外と説明できない
「リノベーション」という言葉は、いろんな場所で見聞きしているかと存じます。では具体的に説明出来るかと問われると、言葉に詰まるもの。リフォームとの違いについて尋ねられたら、しどろもどろになるのがオチです。
店舗リノベーションについて検討しているのなら、リノベーションについて把握しておきたいところ。
リノベーションとは?
リノベーションとは、修復・刷新の意味があります。今ある建物を改修して、よりよい物件にするのが「リノベーション」です。例えば、風通りが悪くよどんだ空気が漂っている建物があったとしましょう。リノベーションは元の建物を壊すことなく、仕切壁を取り払ったり大きな窓をつけたりして改善を図るものです。
リノベーションは間取りそのものを大きく変えることもあり、場合によっては部屋の数をもいじることも。最近は、建物の骨組みだけを残してリノベーションする「フルリノベーション」または「スケルトン」も、注目されています。さらに住みやすさのためならば、配管に手を付けることもあります。
リフォームとは?
リフォームとは、改善や改良の意味があります。外観がボロボロで、営業しているかどうかもわからない状態の店舗があったとしましょう。リフォームでは外観はもちろん内観も一新し、新築店舗のように生まれ変わるのがリフォームです。
どんな形の建物であっても、時が経てばボロは必ず出ます。特に水回り損傷は避けられず、どうしようもありません。どこにボロが出ているのかを瞬時に判断し対応するのが、リフォームです。
リフォームとリノベーションの違いは?
リフォームとリノベーションの違いは、工期です。意外と思われるでしょうが、工期が短いのは「リフォーム」です。リフォームが手掛けるのは、表に見えている部分の工事。規模にもよりますが、トイレのリフォームであれば1日~1週間ほどでできるでしょう。
リノベーションは、見える部分だけでなく見えない部分にも着手します。工期はどうしても長くなり、数ヶ月かかることも。ただ自由度が高くなりますので、思いのままの店舗に仕上げることができるでしょう。