訪問看護!大変で尊い仕事
訪問看護の仕事は大変
訪問看護の仕事は、富士宮だけでなくどこの施設でも同じでしょう。大変なお仕事であるのは重々承知の上でしょうが、意外と知られていない部分もあるでしょう。
そこで利用者も訪問看護として働く人も、訪問看護の厳しさについてご紹介します。
訪問先が腐海
まず挙げられるのは、訪問先が腐海状態になっていることでしょう。訪問看護師は、決められた時間に訪問してケアをしなければいけません。例え訪問先がどんな状態になっていようとも。訪問先では掃除が行き届いているのならまだしも、そうでもないケースもあるそうです。食品が数日放置され、変な匂いが家の中を充満。当然ながら、正体不明の虫だって1匹2匹どころではないでしょう。
訪問看護師のために掃除をと行きたい所ですが、そんな簡単なものではありません。場合によっては、看護師やヘルパーが掃除してくれることもあります。ただ患者本人が「部屋は綺麗」と、本気で思い込んでいるのなら大問題。下手に手を出せないので、そのままの状態になりかねないのです。
人手不足
人手不足も、問題になっています。“訪問”だから人手不足になっているのではなく、看護師全体の問題になっているのです。理由は色々考えられますが、仕事が猛烈にハードになっているからでしょう。
人手不足になっているということは、当然ながら受け持つ仕事量も尋常ではありません。仕事の量は容赦なく増えて、看護師にのしかかります。しかも今は、感染症が爆発的に広がっている時期。24時間働き詰めでという看護師も、少なくないのが現状です。給料が良かったらまだ救いはありますが、仕事内容に応じてスッカラカンです。
急変は怖くない!
なお訪問中に患者が急変する恐れもありますが、実はそこまで大きな問題ではありません。そもそも「急変するかもしれない」と主治医から判断された患者は、訪問看護が受けられないからです。
とはいえ「絶対に急変しない」とも、言えません。プロの看護師は状況を判断した上で、医師などに相談し対処にあたります。