遅れていた四国の高速道路整備
日本中あらゆる場所に張り巡らされている高速道路網ですが、四国においては九州や北海道に比べても明らかに遅れていて、最近まで高速道路が通っていない地域も多くありました。
四国4県の中でも瀬戸内海に面した香川県と愛媛県では、本州と結ぶ瀬戸大橋や明石海峡大橋、しまなみ海道など本州四国連絡橋を走る自動車道からの接続で早めに高速道路が整備されてきました。
しかし、徳島県と高知県では四国の中央を四国山地が東西に貫いているためか、高速道路の整備は大きく遅れ、高速道路のへき地とまで言われていました。
特に東西に長い高知県では、中心となる高知市から西のはずれ宿毛市まで高知自動車道が整備されてきた現在でも3時間弱かかってしまいます。
四国の運輸会社が置かれている状況
このような高速道路状況の中で営業している四国の運輸会社は、他の地方と比べて、より過酷さを強いられているといっても過言ではないでしょう。
宅配業者をはじめ様々な荷物を運ぶ運送会社では、あらゆる場所へ荷物を届けなければなりません。
早く高速道路が整備されることを願ってやみませんね。
さらに運輸会社にとってガソリンの価格は経営に大きくかかわります。
高知県のガソリン価格は常にランキング最下位に位置するほど。
安い県に比べると1リットル当たり10円から20円違うこともあります。
特に最近はガソリンの高騰が続いているのでそのあたりも解消されると良いですね。