将棋の一大スター!羽生善治から学ぶ大局観を紹介
将棋の話題というと最近は藤井聡太氏やタレントでは、元棋士の加藤一二三氏がメディアを騒がせています。
しかし、もともと多くの方にとって、将棋のスターといえば羽生善治氏といえるのではないでしょうか。
今回は羽生善治氏の勝負に対するものの見方を書いた本を紹介します。
羽生善治氏が考えるリスクの捉え方
羽生善治氏もまた、多くの自己啓発本などでいわれるような「リスクを取らないことか最大のリスクである」といっています。
とにかくリスクを冒すことを推奨していますが、ここで羽生善治氏の冷静さを垣間見ることができます。
それは、リスクの取り方にバランスが必要ということです。
回りがリスクを取っているからといって、自分もリスクを安易にとるのではなく自分に合ったバランスを取るべきといっています。
しかし、そのバランスは経験によって学ぶものでもあります。
そのため、自分は今アクセル(リスクを冒しているか)を踏んでいるのか、ブレーキを踏んでいるのかを理解することで経験を積めるのです。
羽生善治氏の偉大な才能とは
羽生善治氏が言う偉大な才能とは継続する才能です。
ただ、型にはまったことをひたすら行うというのは、どんなに継続する才能がある方であってもいずれ煮詰まってしまうとも言っています。
そういった煮詰まった状況を打破するのは、毎日の将棋の練習や対戦でえられる意外性です。
子どもと対戦したら、常識外の手を打ってきたということや最近の新しい将棋のスタイルに触れたといった経験が継続をより確実にするそうです。
日々の読書や学習、業務にも意外性を持たせることが重要かもしれません。
このように継続をすることで、羽生善治氏は数多くのタイトルを取得し、さらにそのタイトルの防衛を行ってこれたのでしょう。
まとめ
羽生善治氏は、数多くの将棋タイトルを取得し、さらにそれを長年にわたって保持し続けました。
将棋を知らない方でもその名前を知っている方は多いはずです。
この成功の原動力は継続することやリスクに対する大きなものの見方が否決かもしれません。
また、意外性を学ぶことで、その大局観は、より大きなものとなり、さらなる活躍をしていくのでしょう。
現在もまだまだ将棋界で、大きな存在感を示している羽生善治氏、今後もその活躍に目が離せません。