犬のしつけ方法
問題行動の原因はしつけにあり
どんなにご主人さまに忠義の熱い犬種であっても、しつけを怠ってしまうと大変です。今何かと問題になっている犬の問題行動の主な原因は、しつけにあります。しつけをしっかりしておかなければ、買い主に噛み付くこともありえるのです。
しかし逆に言えば、しつけをしっかりしておくと心強いパートナーになってくれるでしょう。犬と幸せに暮らすためにも、しつけはしっかりしておきましょう。
アイコンタクトと人間の慣れ
まず抑えておきたいのは、アイコンタクトと人間の慣れです。犬にも色んな仔がおり、人に触られるのが好きな犬もいれば、嫌いでたまらない犬もいるのです。触られるのが嫌いな犬になってしまうと、人を襲うおそれもあります。
犬が人を襲うのは、一種の防衛反応。自分に危害を加える化け物を退けるために、犬は牙をもって抵抗するのです。意味なく相手を傷つけようとする意思は、持っていません。だからこそ、普段からブラッシング・爪切り・耳掃除をして「人間は敵ではなく素敵なお友達」と教えるのです。
噛んで良いものと悪いもの
噛んで良いものと悪いものの区別をつけさせましょう。仔犬が大好きなのは、ご主人さまと一緒に遊ぶことです。仔犬にとって最も楽しい遊びこそが、甘噛みでしょう。ご主人さまの手にガブッと噛むのは、遊びの一貫。しかしご主人さま側にとっては、たまったものではありません。「手を噛むのはダメ」という意味を込めながら、「痛い!」と声を出しましょう。
甘噛みのしつけは、仔犬からしっかりつけておくのが基本です。もししつけを怠ってしまうと、変な物を食べてしまう恐れがあります。もし食べたものが毒性の強いものなら、大変なことになるでしょう。
プロに相談しましょう
広島にある犬舎では、しつけについての相談を受け付けています。柴犬を専門的に繁殖している所で、柴犬に関する相談ならどんなことでも構いません。
犬を飼うことは、犬の一生を背負うことになるのです。犬の一生は想像以上に重く、責任が伴います。責任を1人で背負うよりも、周りからのサポートを受ければ負担は少なく済むでしょう。