5Gで変わる世界、日本にとって良い影響・悪い影響は何?

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5Gで何が変わるの、4Gのときみたいにあまり変わらないと思っていませんか。

しかし、5Gで変わる世界は皆さんの生活や仕事を大きく変えそうです。

業種によっては仕事を奪われる恐れがあります。

5Gで変わる世界を一緒にみていきましょう。

5Gと4Gの違いについて

5Gの特徴は4Gの100倍以上の高速大容量、4Gの10分の1以下の遅延、4Gの100倍以上の多接続です。

100倍以上の高速大容量で、拡張現実・仮想現実・複合現実が進化し、マルチアングルライブ鑑賞ができるようになります。

10分の1以下の遅延で遠隔医療や自動運転が実現し、100倍以上の多接続で、膨大な数の端末やセンサーがネット接続ができるようになります。

5Gで変わる世界、日本への影響

まず5Gで変わる世界の代表各はモビリティといわれ、総務省が試算する5Gの経済効果46兆8094億円のうち21兆円をしめます。

交通事故の低減、渋滞の低減、自動運転による運転時間の有効活用、カーシェアリング普及による経済効果です。

その代表格は常時ネット接続するコネクテッドカーといわれています。

しかしこれが自動運転で可能なるとイーロンマスクが開発中の「ロボタクシー」が現実のものになります。

ロボタクシーは鉄道の2倍の速さと40%の低料金のサービスです。

これが日本で開始されれば、日本の交通の4分の3を占める鉄道が壊滅するおそれがあり、これに携わる人々の職が奪われ、鉄道沿線の生活圏の価値が大きく損なわれます。

かといって確実に良い影響もあります。

医療介護分野への影響です。

新たな予防市場が拡大し、予防サービによる生活習慣病等の低減による医療費削減、健康寿命延伸による介護軽減などで5.5兆円の経済効果がある総務省は試算しています。

また自動化されたチェックアウトシステムとリアルタイムでほしい商品サービスがレコメンデーションされるので、ショッピングの快適さが増します。

参考URL https://www.soumu.go.jp/main_content/000414038.pdf

商務省の経済効果試算とその具体例です

まとめ

5Gによる経済効果は大きく、それにより変わる世界は私たちの日常、仕事へも多大な影響をもたらします。

だた、現実にすぐの影響が出るかというと、そうでもなさそうです。

一番生活や仕事に影響を及ぼしそうな多接続機能は、超高速大容量のアプリケーションが実現してのち、基地局やネットワークが整備されて初めて可能になります。

かといって4Gのときでは考えられないくらい世界は変わっていくでしょう。

皆さんもそれぞれの生活・仕事への影響を一度真面目に考えてみてはいかがでしょうか。